防災Disaster Prevention
2025年いしかわ特別支援学校 防災キャンプSRT
石川県立いしかわ特別支援学校(2025年7月)
2025年7月24日(木)、石川県立いしかわ特別支援学校にて今年度の防災キャンプ「SRT セーフティ・リリーフ・トレーニング ~いし特版防災キャンプ~」が開催され、当社も協力団体として参加いたしました。
この防災キャンプでは「知的発達障害」「肢体不自由」「医療的ケア」に関するコーナーを設け、教員や保護者の方々が、それぞれのニーズに合わせて自由にブースを巡り、災害時の具体的な備えを体験しました。
当社は、医療的ケア児とそのご家族が災害時に安心して生活するためのテントや、簡易トイレの展示などを行いました。
- 知的・発達コーナー:自閉スペクトラム症の子でも落ち着ける遮音ヘッドホンを体験できるテントや、マイクロバスに仕切りを設けて避難所に見立てた空間が設けられました。
- 肢体不自由コーナー:移乗シートの使用体験などを行いました。
ダンボールベッドの組み立て体験では、エアマットを敷く工夫により「体圧が分散され寝心地が良くなった」「空気ポンプ内蔵型のマットがよさそうだった」など、親子で体験して必要な備えを考える機会となりました。 - 医療的ケアコーナー:簡易トイレの展示や災害時に避難所での生活を想定した生活テントとおむつ替えテントを展示。その他にはポータブル電源やソーラーパネル、避難時の3日分の荷物展示、など多岐にわたりました。
特に、足踏み式吸引器のブースは賑わいを見せ「使ってみないとわからない難しさ」や「二人で対応する際の使いやすさの違い」など、実践を通して多くの発見を得る機会となりました。また、「少ない水でも注入グッズを洗浄できることが知れて良かった」という参加者の声もありました。
屋外では、車中泊を想定した一般の車両を展示。また発電機の始動方法をレクチャーしました。
災害への関心を高めた講義と参加者の声
午後の部では、弊社代表・笠井が講演を行い、多くの教員や保護者が参加しました。今回の講演はではトイレ、ポータブル電源、発電機、車中泊など、専門的な知識を実用に即してわかりやすく解説しました。

参加者からは、「吸引体験について、災害時に電源が使えない状態を考えると、人の手や労力がかなり必要になることを感じることができた」「3日分の荷物が想像以上に多いと思った」といった声が寄せられ、今回の訓練を通じて、参加者の防災意識と「自助の備え」への関心が大きく高まったことが伺えました。
当社は今後も、それぞれのコミュニティの特性に合わせた防災啓発活動を継続し、災害に強い社会の創造に貢献してまいります。


