活動レポートReport

「第3回いわて小児在宅医療セミナー」開催

2018.10.14

※こちらの活動は、2023年3月以前に北良(株)のグループ会社、岩手電力(株)が行った活動です。2023年4月以降は、弊社にて引き続き社会貢献活動を継続していきます。


2018年10月14日(日)いわて電力の医療的ケア児支援プランの社会貢献活動として、
盛岡市リリオホールにて、「第3回いわて小児在宅医療セミナー」が開催されました。

岩手県内の医療従事者、学校、自治体、患者家族など幅広い層から60名の参加がありました。

今回は、子供に負担の少ない人工呼吸療法で世界的に有名な北海道の八雲病院から
石川悠加先生、竹内伸太郎先生、三浦利彦先生をお招きして、
子どもの顔の形や動き、食事、運動、睡眠など生活の場面に合わせた、
多様なマスクの選択方法から、人工呼吸器の機種や設定の選び方を。

また、咳の介助や機器の設定方法など実践を交えながら、
いかに子どものQOLを高めつつ看護しやすい状況を作るか、目からウロコのテクニックもあり
非常に濃い内容のセミナーとなりました。

参加者からは、
「気管切開をしなくとも、ここまでできるの?」
「口から食事ができたり声が出せたりすることが
子供の生活向上に大きく役立つのを実感した。」
「患者さんに合わせて様々な機種やデバイスを選んぶことがQOL向上につながるのですね。」

など、地域の関係者が深く学ぶことで、
子供や家族の生活が大きく向上できることを感じてもらえたようです。

八雲病院の筋ジストロフィーの子供たちは、自力で呼吸ができなくとも、人工呼吸器を上手く使いこなし、電動車いすで走り回り、ゲーム、英会話、アート製作など、自分らしい生き方を試行錯誤しながらも続けています。

お忙しい中、岩手までお越し頂いた八雲病院の先生方には心より感謝申し上げます。
また、いわて電力のご契約者の皆様、ご支援いただき、本当にありがとうございました。

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