活動レポートReport

【バイオリン奏者 式町水晶】子ども病棟でコンサート開催

2018.11.02

※こちらの活動は、2023年3月以前に北良(株)のグループ会社、岩手電力(株)が行った活動です。2023年4月以降は、弊社にて引き続き社会貢献活動を継続していきます。


2018年11月2日(金)みちのく療育園、岩手医科大学附属病院 小児科病棟、もりおかこども病院、
2018年11月3日(土)一関清明支援学校 体育館の、計4か所にて、脳性麻痺を克服しながら演奏を続けるバイオリン奏者 式町 水晶(しきまち みずき)さんのサポートをさせていただきました。

陸前高田市の津波で流された流木が使われたバイオリンは、水晶さんによって繊細で優しく、
時にはダイナミックで迫力のある、心と体に響く音色を奏でます。
そしてどの場所でもユーモアのあるトークとオリジナル曲の他に、子供たちにはジブリやディズニーの曲、バイオリン人生で初めて練習したアンパンマン、そして年齢層に合わせた荒城の月や愛燦燦など、
機転をきかせた選曲で聴く人観る人を楽しませてくれました。

そのバイタリティにより、病気や障がいのある子ども達を笑顔にし、更にはご家族や施設・病院のスタッフの方々にも勇気を与えました。

私自身も、この2日間のサポートで側で観させていただき、「生きる」ことを考えさせられると共に、言葉では言い難い強い力をもらいました。

水晶さんは、

座って演奏するのはしんどいわけではなく、
子どもや車椅子の方に目線を合わせるためなんですよ

と、優しく笑った顔がとても印象的でした。

今回の演奏は、各施設や医師の方々、NPOぽけっとの会の皆様にご理解ご協力をしていただいたことにより実現いたしました。皆さまへ心より感謝申し上げます。

式町水晶さん
脳性麻痺だけでなく、心臓や腎臓など30もの病気を抱えながら、ご自身の努力とお母様や周りの支えによってプロの奏者となり、全国各地のコンサート活動と楽曲制作に取り組んでいます。

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