社会貢献CSR

災害支援車両を活用して医療的ケア児の体育祭参加をサポートしました

2026.05.25

医療的ケア児者

2026年5月16日、一関市立千厩中学校と一関清明支援学校千厩分校の合同体育祭が開催されました。

今回は一関市にお住まいの医療的ケア児について、体育祭への参加を実現するため、当社所有の災害支援車両を活用してサポートさせて頂きました。

発端は、支援学校の先生から「医療的ケアの必要な生徒を、千厩中学校に通う姉妹と一緒に体育祭に参加させてあげたいのだが、何か良い方法はないでしょうか」と、当社にご相談をいただいたことから始まりました。

お話を伺うと、グラウンドと校舎が離れており、水分補給や吸引のほか、様々なケアを行うために往復するのは難しく、衛生的でプライバシーが確保できそうな建物も近くにはないとのこと。

また、当日は天気が良く気温が高くなる予報となっていたため、高温を避けて休憩できるスペースの確保も必要でした。

そこで当社は、被災地での災害支援に活用するための災害支援車両を、ケア専用ルームとしてグラウンドの脇に設置。この車両は内部が広く、電源や空調も搭載されています。

プライバシーを確保しながら必要なケアを行うことができる環境を整えることで、体調を維持しながらスムーズに体育祭に参加するという計画を学校側と協議しながら進めることになりました。

普段、在宅医療や防災・災害支援に関わっている社員たちが、生徒さんのことを考えて、手洗い、ベッド、カーテンなど必要な装備を選定、レイアウト。また、応援のための手書きのメッセージも車内に設置させて頂きました。

そして迎えた当日。天候に恵まれ、絶好の体育祭日和となりました。

この日のために体調をしっかり整えてきた生徒さんは、ご家族、姉妹、先生や学校看護師さんに見守られながら、車両の中で水分や栄養の補給、バイタルチェック、吸引など必要なケアを受けながら、予定していた全ての競技、演目に、たくさんのお友だちと一緒に元気に参加することができました。

ご家族にも大変喜んでいただき、「姉妹で体育祭に参加する」という夢を叶えるお手伝いができ、とても嬉しく思っております。

災害時に医療が必要な患者さんを収容することも想定して設計した車両でしたが、今回のように日常でも、重い障害を持ったお子さんのお役にたてることが分かりました。

ご家族にとって、先生方や学校看護師さん、そして私たちにとっても、忘れられない思い出の体育祭になりました。

当社は今後も、医療的ケアが必要なお子様とそのご家族、そして地域の未来を担う子どもたちのために、さまざまな課題解決を通じて社会に貢献する活動を継続してまいります。

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