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2022.02.20

岩手県矢巾町 要配慮者(主対象:医療的ケア児)用避難所モデル開設訓練について

岩手県矢巾町と北良株式会社は1月に締結した、安全・安心で持続可能なまちづくりを目指す包括連携協定に基づき、今年度の活動として、2022年2月27日(日)に矢巾町民総合体育館にて、「要配慮者(主対象:医療的ケア児)用避難所モデル開設訓練」を実施します。

この訓練では、災害時に様々なケースが想定される要配慮者のうち、人工呼吸器など医療的ケアが必要な小児患者と家族を想定した避難と避難所について、当事者から集めたアンケートを基にモデルとなる避難所を実際に構築、検討します。これにより、必要とされる避難や避難所の在り方や課題を明らかにして、より具体的な災害対策を推進したり、災害対策基本法で自治体の努力義務となった個別避難計画の参考にすることを目的としています。

訓練概要

 第1部 09:30~12:00
  モデル避難所の視察・説明会
  対象:矢巾町 防災・医療・福祉関係者
  会場:矢巾町民総合体育館(柔道室・剣道室)

  ※第1部は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を考慮して中止となりました。

 第2部 13:00~14:30 <オンライン配信>
  シンポジウム「医療的ケア児の災害対策 避難と避難所を考える」
    ~コロナ時代の大規模災害に備えて~
  対象:岩手県内の自治体、防災・医療・福祉関係者、
     全国の医療的ケア・重度心身障害児者と当事者家族・関係者等
  会場:ZOOMウェビナーによる、オンライン配信のみとなります。

  ※シンポジウムのオンライン参加について
  申し込みフォームはこちら 締め切り 2月26日(土)12:00まで

  プログラム
  ・訓練・シンポジウムの開催について
  ・矢巾町の要配慮者災害支援の取り組みについて
    演者:矢巾町 防災・福祉担当
  ・先進事例紹介:医療的ケア児の避難
    演者:佐賀県武雄市役所 福祉課  こども発達支援室 福田亜紀子 様
  ・当事者家族が抱える災害時の課題
    演者:医療的ケア児 当事者ご家族 澤口るり子 様
  ・医療的ケア児の避難所を考える ~当事者アンケートの分析とモデル避難所の事例紹介
    演者:北良株式会社 代表取締役 笠井 健
  ・質疑応答

お問合せ先
  北良株式会社 総務部 佐々木・砂沢

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